阪神競馬場芝2200M
日程:2025.6.15(日) 出走可能頭数:18頭
オッズ | 馬名 | 想定騎手 | 調教師 | 父馬 | 生産 | 前走 | 2走前 | 3走前 |
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3.8 | ダノンデサイル | 戸崎圭太 | 安田翔伍 | エピファネイア | 社台ファーム | アメリカJCC① | 有馬記念③ | 菊花賞⑥ |
6.1 | ベラジオオペラ | 横山和生 | 上村洋行 | ロードカナロア | 社台ファーム | 大阪杯① | 有馬記念④ | 天皇賞(秋)⑥ |
6.6 | レガレイラ | C.ルメール | 木村哲也 | スワーヴリチャード | ノーザンファーム | 有馬記念① | エリザベス女王杯⑤ | ローズS⑤ |
6.8 | ロードデルレイ | 西村淳也 | 中内田充正 | ロードカナロア | ケイアイファーム | 大阪杯② | 日経新春杯① | 中日新聞杯② |
8.5 | アーバンシック | - | 武井亮 | スワーヴリチャード | ノーザンファーム | 日経賞③ | 有馬記念⑥ | 菊花賞① |
8.9 | シンエンペラー | 坂井瑠星 | 矢作芳人 | Siyouni | Ecurie Des Monceaux | ネオムターフC① | ジャパンC② | 凱旋門賞⑫ |
15.5 | チェルヴィニア | - | 木村哲也 | ハービンジャー | ノーザンファーム | 京都記念⑨ | ジャパンC④ | 秋華賞① |
18.5 | ヨーホーレイク | 岩田望来 | 友道康夫 | ディープインパクト | ノーザンファーム | 大阪杯③ | 京都記念① | 毎日王冠⑦ |
19.0 | ブレイディヴェーグ | - | 宮田敬介 | ロードカナロア | ノーザンファーム | 東京新聞杯④ | マイルCS④ | アイルランドT① |
20.8 | ジャスティンパレス | 鮫島克駿 | 杉山晴紀 | ディープインパクト | ノーザンファーム | 大阪杯⑥ | 有馬記念⑤ | ジャパンC⑤ |
22.5 | シックスペンス | - | 国枝栄 | キズナ | ノーザンファーム | 大阪杯⑦ | 中山記念① | 毎日王冠① |
22.7 | ステレンボッシュ | J.モレイラ | 国枝栄 | エピファネイア | ノーザンファーム | 大阪杯⑬ | 香港ヴァーズ③ | 秋華賞③ |
38.0 | ホウオウビスケッツ | 岩田康誠 | 奥村武 | マインドユアビスケッツ | 岡田スタッド | 大阪杯⑤ | 金鯱賞② | 中山金杯⑨ |
42.0 | エコロヴァルツ | M.デムーロ | 牧浦充徳 | ブラックタイド | 下河辺牧場 | 大阪杯④ | 中山記念② | ディセンバーS① |
75.0 | コスモキュランダ | 丹内祐次 | 加藤士津八 | アルアイン | ビッグレッドF | 大阪杯⑧ | AJCC③ | 中日新聞杯⑥ |
85.0 | メイショウタバル | 武豊 | 石橋守 | ゴールドシップ | 三嶋牧場 | 日経新春杯⑪ | 菊花賞⑯ | 神戸新聞杯① |
100.0 | ソールオリエンス | 松山弘平 | 手塚貴久 | キタサンブラック | 社台ファーム | 大阪杯⑩ | 京都記念⑤ | ジャパンC⑭ |
101.4 | リビアングラス | - | 矢作芳人 | キズナ | ノースヒルズ | 日経賞④ | 京都記念② | 八坂S① |
105.0 | ボルドグフーシュ | 吉田隼人 | 宮本博 | スクリーンヒーロー | 社台ファーム | 大阪杯⑧ | AJCC④ | チャレンジC④ |
宝塚記念(GⅠ)の概要
- 格付け:国際GⅠ
- 競馬場:阪神競馬場(内回り)
- コース:芝2200m・右回り・内回り
- 出走資格:サラブレッド系3歳以上(国際)(指定)
- 負担重量:定量(4歳以上58kg、3歳53kg、牝馬2kg減)
- 優勝賞金:3億円(2025年予定)
レースの意義と位置付け
上半期を締めくくるグランプリ競走で、有馬記念と並ぶファン投票レース。勝ち馬にはブリーダーズCターフやコックスプレートへの優先出走権が与えられる。
コースの特徴
内回りコースを1周強。スタートから1コーナーまで約525mと長く、スピードに乗って先行隊列が決まりやすい。最後の直線は356mと短いが、高低差1.8mの急坂を一度上り切るため持続力が問われる。
レース展開のポイント
ハイペースになりやすいが、位置取りと3〜4角でのロスの少ない立ち回りが勝敗を分ける。内を回った先行・好位差しが理想。
近年の傾向
過去10年で1番人気の複勝率は50%とやや不安定。前走G1組が馬券圏の約6割を占め、特に天皇賞(春)・大阪杯組が好成績。海外帰りの臨戦でも好走例がある。
出走予定馬の紹介
ダノンデサイル(予想オッズ3.8倍)
父馬:エピファネイア
強み:東京優駿を含む中距離頂上決戦で実績豊富。切れと底力のバランスが抜群。
弱点:右回りの急坂経験が少なく、内回りでの立ち回りに課題。
注目ポイント:速い上がり勝負より持続力戦が得意。雨馬場なら評価アップ。
ベラジオオペラ(予想オッズ6.1倍)
父馬:ロードカナロア
強み:阪神芝は4戦4勝で大阪杯連覇。内回り巧者でコース替わりは歓迎。
弱点:2200mは初距離。折り合いにやや不安。
注目ポイント:スタート後に楽に先行出来れば連覇のチャンス。
レガレイラ(予想オッズ6.6倍)
父馬:スワーヴリチャード
強み:有馬記念で古馬を撃破した鋭い瞬発力。
弱点:骨折明けのぶっつけ本番。
注目ポイント:ルメール騎手が馬群を捌けるかが鍵。
ロードデルレイ(予想オッズ6.8倍)
父馬:ロードカナロア
強み:前走大阪杯2着でGIでも通用する先行力。
弱点:切れ味勝負では分が悪い。
注目ポイント:道中息を入れられれば粘り込み可。
アーバンシック(予想オッズ8.5倍)
父馬:スワーヴリチャード
強み:長く良い脚を使う菊花賞馬。
弱点:高速決着の経験が少ない。
注目ポイント:馬場の渋化で評価急上昇。
シンエンペラー(予想オッズ8.9倍)
父馬:Siyouni
強み:海外GIで揉まれた経験と2400m級のスタミナ。
弱点:初の阪神内回りでコーナーリングが課題。
注目ポイント:末脚を温存できれば直線一気も。
チェルヴィニア(予想オッズ15.5倍)
父馬:ハービンジャー
強み:牝馬ながら京都記念で上がり最速。瞬発力勝負に強い。
弱点:阪神内回りの急坂は未経験。距離延長もカギ。
注目ポイント:前が止まる展開になれば末脚一閃のシーンも。
ヨーホーレイク(予想オッズ18.5倍)
父馬:ディープインパクト
強み:長期休養明けでも京都記念を制した底力。道悪巧者。
弱点:近走やや伸び欠くシーンが多くピーク過ぎの懸念。
注目ポイント:馬体が戻れば一変の可能性。馬場渋化は歓迎。
ブレイディヴェーグ(予想オッズ19.0倍)
父馬:ロードカナロア
強み:2000m前後で安定感抜群。時計のかかる馬場が得意。
弱点:初の2200mでスタミナ面に課題。
注目ポイント:テン乗りでも折り合えれば上位食い込みも。
ジャスティンパレス(予想オッズ20.8倍)
父馬:ディープインパクト
強み:昨年の天皇賞(春)覇者。持久力と坂適性は証明済み。
弱点:大阪杯で伸びきれず、状態面の不安残る。
注目ポイント:ブリンカー再着用なら粘り腰復活の余地。
シックスペンス(予想オッズ22.5倍)
父馬:キズナ
強み:中山記念を完勝した機動力。内回りコース適性◎。
弱点:GI初挑戦で相手強化。距離経験もカギ。
注目ポイント:渋馬場+先行策なら一撃あり。
ステレンボッシュ(予想オッズ22.7倍)
父馬:エピファネイア
強み:エリザベス女王杯3着など牝馬トップ級の末脚。
弱点:気性が激しく折り合い難。位置取りが後ろになりがち。
注目ポイント:モレイラ騎手の手綱捌きで脚を温存できるか。
ホウオウビスケッツ(予想オッズ38.0倍)
父馬:マインドユアビスケッツ
強み:先行してしぶとい粘り。時計の掛かる馬場得意。
弱点:直線の切れ味は見劣り。2200mは長め。
注目ポイント:内枠から楽にハナへ行ければ一発警戒。
エコロヴァルツ(予想オッズ42.0倍)
父馬:ブラックタイド
強み:中山記念2着など重賞で堅実。持続力型の脚質。
弱点:決め手に欠けるため、展開の助けが必須。
注目ポイント:ペースが流れて差し比べになれば浮上。
コスモキュランダ(予想オッズ75.0倍)
父馬:アルアイン
強み:AJCC3着など地力示す。叩き良化型で上積み期待。
弱点:末脚がワンパンチ足りず、重賞勝ち切れない。
注目ポイント:丹内騎手の思い切ったエスコートで粘り込み狙う。
メイショウタバル(予想オッズ85.0倍)
父馬:ゴールドシップ
強み:神戸新聞杯を逃げ切ったスピード持久力。
弱点:気ムラで掛かりやすく距離ロス大。
注目ポイント:単騎逃げが叶う隊列なら大穴演出も。
ソールオリエンス(予想オッズ100.0倍)
父馬:キタサンブラック
強み:東京優駿2着など実績上位。長く脚を使う。
弱点:近走で伸び切れず、早熟説も。
注目ポイント:ブリンカー装着など新味を引き出せれば。
リビアングラス(予想オッズ101.4倍)
父馬:キズナ
強み:日経賞で4着と善戦。スタミナ勝負は歓迎。
弱点:GIでは底力不足の印象。切れ負けする。
注目ポイント:展開がタフになり上がりがかかれば浮上余地。
ボルドグフーシュ(予想オッズ105.0倍)
父馬:スクリーンヒーロー
強み:長距離GIで好走歴。バテずに伸びる持久力。
弱点:2200mでは切れ負けしがち。馬群捌きも課題。
注目ポイント:雨馬場や消耗戦になれば浮上シナリオ。
前走別成績
前走レース | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 評価 | コメント |
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天皇賞(春) | 3‑3‑3‑33 | 7.1% | 14.3% | 21.4% | ★★★★★ | 今年もスタミナ型が多く軸候補の中心TURFに吹く風 |
大阪杯 | 2‑2‑1‑16 | 9.5% | 19.0% | 23.8% | ★★★★☆ | 距離延長組が好相性。先行粘り込みに注意TURFに吹く風 |
ドバイシーマクラシック | 2‑1‑1‑6 | 20.0% | 30.0% | 40.0% | ★★★★☆ | 帰国初戦でも侮れない実績馬揃いTURFに吹く風 |
鳴尾記念 | 1‑2‑0‑15 | 5.6% | 16.7% | 16.7% | ★★★☆☆ | 同距離前哨戦の割に勝率は今ひとつTURFに吹く風 |
目黒記念 | 1‑0‑1‑13 | 6.7% | 6.7% | 13.3% | ★★☆☆☆ | 東京→阪神への小回り替わりが壁TURFに吹く風 |
QE2(香港) | 1‑0‑0‑6 | 14.3% | 14.3% | 14.3% | ★★☆☆☆ | 馬場適性が合わず評価は抑えまでTURFに吹く風 |
その他 | 0‑0‑0‑16 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | ☆☆☆☆☆ | データ上は消しで問題なしTURFに吹く風 |
前走別成績のポイントまとめ
天皇賞(春)組は王道ローテ
距離短縮ながらスタミナを活かせる馬が多く、7年連続で馬券に絡む堅実ローテーション。
大阪杯からの距離延長に適性あり
2000mで先行して粘った馬が、内回り2200mでさらにパフォーマンスを上げる傾向。
海外帰りの実績馬は要注意
ドバイや香港遠征組は調整次第で一変。長距離輸送明けでも高い複勝率を維持。
鳴尾記念組の伏兵に警戒
同コース前哨戦のため人気薄でも3着以内に突っ込むケースが目立つ。
目黒記念組はコース替わりが鍵
直線の長い東京→阪神内回りでパフォーマンスを落とす傾向。人気でも過信禁物。
G3以下からの格上挑戦は苦戦
近10年で連対例はゼロ。実績不足よりも底力不足が露呈しやすい。